料理男子として生きていく。どうも、いっちょかみ兄やん(@ittyokami_log)です。
ハンバーグを焼いても何だかパサパサしていてふわふわ感がなくなってしまった。中まで火が通ってるか心配・・・ そんなあなたにジューシーでふわふわに仕上がる煮込みハンバーグの作り方のコツをお教えしちゃいます。
おもてなし料理やちょっとしたパーティに出す料理としても最適です。私は友人のサプライズ誕生日会の料理として出しました。
煮込みハンバーグの具材
【3〜4人分】
(ハンバーグのタネ)
合挽ミンチ・・・・・・・・・・・・250g
タマネギ・・・・・・・・・・・・・3/4個
☆卵・・・・・・・・・・・・・・・1個
☆牛乳・・・・・・・・・・・・・・80〜100cc
☆パン粉 ・・・・・・・・・・・・1/2カップ
ナツメグ ・・・・・・・・・・・・お好みで
塩こしょう・・・・・・・・・・・・少々
サラダ油・・・・・・・・・・・・・大さじ1
(煮込みソース)
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
水・・・・・・・・・・・・・・・・300〜350cc
固形コンソメ ・・・・・・・・・・1個
ウスターソース ・・・・・・・・・大さじ3
ケチャップ ・・・・・・・・・・・大さじ5
バター ・・・・・・・・・・・・・15g
◎タマネギ(繊維にそってスライス)・・・・・・・・・・・・1/4個
◎きのこ(椎茸、エノキ、しめじなど)・・・・・・・・・ お好みで適量
煮込みハンバーグの作り方
1. ☆の材料である卵とパン粉と牛乳を合わせて浸しておくわよ。
2. たまねぎをみじん切りにして、キツネ色になるまで炒めて冷ましておくわよ。
3. 「工程1」と「工程2」と合い挽き肉をボウルへ入れて、塩コショーとナツメグをふり、粘り気がでるまでよく「こねて」いくわよ。
4. 粘り気が出るまで「こねる」ことができたら、ハンバーグのタネを丸めていくわよ。
5. 工程4のタネを手のひらでパンパンとキャッチボールをして空気を抜くわよ。タネは楕円状に成形し中心に「凹み」をつけ、中火で両面に焼き色をつけていくわよ。あとでしっかり煮込むから生焼けで大丈夫よ。フライパンに残った肉汁を皿に取っておく。
6. フライパンに小麦粉を入れ、油をひかずに中火で黄金色になるまで乾煎りすわよ。黄金色になったらいったん皿に取り出すわよ。
7. フライパンにバターを入れ、◎の野菜をしんなりするまで炒めて、「工程6」の小麦粉を戻し絡めていくわよ。
8. 水を少しずつ入れていき伸ばしていくわよ。そして、コンソメ、ウスターソース、ケチャップ、「工程5」の肉汁を入れて煮立たせるわよ。
ハンバーグを戻して中まで火が通るように10〜15分ほどコトコトと弱火で煮込んでいくわよ。
煮込みハンバーグの完成よ!
作り置きして冷凍保存しよう
煮込みハンバーグは作り置きして冷凍できます。作り置き冷凍をしていれば夕食の献立に悩んだときや夕食を作る時間がない時に時短料理ができて便利です。
または、
フードコンテナへ入れて冷凍する
解凍方法食べる前日から冷蔵庫へ入れてゆっくり解凍させる。
または、
レンジの解凍機能を使って解凍させる。
ハンバーグQ&A
ハンバーグの「うまみ」である肉汁を閉じ込めジューシーなハンバーグにするためでございます。その結果、ふわふわに仕上がるのでございます。
なんで空気抜きや中心部を凹みをつける作業をするの?
ハンバーグのタネに含まれている空気が加熱によって膨張し、ハンバーグを焼いているうちに「型崩れ」をおこしたり「割れたり」することを防ぐためでございます。凹みはハンバーグを焼くときに均一に火を通すため。ひび割れを防ぐ効果もございます。
小麦粉をフライパンで乾煎りするのはなんで?
香ばしさを出すため、ソースがダマになるのを防ぐためでございます。
煮込みハンバーグのソースがなんか酸っぱい気がする・・・
できあがって、すぐ食べたときより 時間をおくことで味がまろやかに変化いたします。
煮込みハンバーグの残ったソースを何かにリメイクできないかな?
- オムライスの上に煮込みハンバーグのソースをかける
オムライスのご飯はケチャップライスにせず、ガーリックパウダーで炒めたシンプルなご飯がおすすめ。
- ドリアにする
ドリアにかけるホワイトソースもグラタン用の具を作り置きし冷凍しておけば簡単にアレンジできる。
- ボロネーゼ風にする
ハンバーグを細かく潰してパスタにからませるだけで、あらかんたん!ボロネーゼ風パスタのできあがり。青の洞窟にも負けないお味になっちゃいます。 しかも、パスタは業務スーパーで買うことができるお得なパスタ麺を使用。
パーティーにだしてもいいかな?
煮込みハンバーグを友人のサプライズ誕生日会の料理として出しましたが、ふつうのハンバーグよりも煮込みハンバーグの方がテーブルが華やかになるので、お客様へのおもてなし料理やパーティーにおすすめできる一品です。
staub(ストウブ)という鋳物ホーロー鍋をご存じでしょうか?ストウブはサイズやカラーバリエーションが豊富で無水料理ができ保温性と熱伝導性に優れた鍋です。煮込みハンバーグもしかり、ストウブで作ってそのまま食卓に出してもおしゃれなんですよね。
スキレットに煮込みハンバーグを盛りつけるのもおすすめです。スキレットで煮込みハンバーグを作る必要ななくて、お皿代わりに使うんです。使用するときはスキレットもあっつあつにしておきましょう。一人用なら12~14cmのスキレットをお試しください。
よくこねる派 vs あまりこねない派
わたしは本日、この派閥争いに終止符を打つ所存であります。
よくこねた方がいい派閥の主張
よくこねることで、ひび割れをしない
↓
肉汁が出ていかない
↓
ふわふわなハンバーグになる
こねすぎはよくない派閥の主張
挽肉をこねていると手の温度が挽肉に伝わる
↓
挽肉の脂が溶け出す
↓
ハンバーグがパサパサになる
なるほど。両者共ハンバーグがパサパサになることを懸念しているようであります。では、ここで両者に審判を下したいと思います。
両者、痛み分けじゃ
わしからの提案なんじゃが、挽肉をこねるときに「木べら」や「すりこぎ棒」を使ってみてはどうかの?
道具を使うことで両方の主張をクリアすることができますね。よくこねることもできるし、挽肉にバーグを作ることができるというわけです。何より、挽肉の脂で手がベタつくことも汚れることもない。試してみる価値アリですよ。
まとめ
このレシピ通りに作れば、ふわふわでジューシーなハンバーグを作ることができます。煮込みハンバーグにしない場合は、作り方の「工程5」で中まで火が入るように弱火にして、フライパンの蓋をしてじっくり焼けば大丈夫です。
おもてなし料理やパーティーに作っていただきたい一品。冷凍保存して作り置きすることもできるので、ぜひお試しいただけたらと思います。
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